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あなたがマイホームを建てようと思った時、大きく分けてハウスメーカーに依頼するのかあるいは、建築事務所に依頼するのか、という二つの方法があります。そして多くの人はハウスメーカーへの依頼を決めるでしょう。なぜなら、建築事務所=料金が高い、という構図が世間にはあるからです。
しかし、実際のところ同じ家を建築事務所とハウスメーカーに依頼した際にかかる料金はほとんど同じです。しかし、実は様々な要因が絡まるとハウスメーカーに依頼する方が安い、という事がおこるのです。
建築事務所に予算一億円の家の建築を依頼したと課程しましょう。実際には家の価格だけで一億円というのはなかなかの豪邸になりますが、建築士が仕事の報酬を決める際に基準となる事多い数字ですのでここではモデルケースとして一億円と設定しておきます。また、家の設計は二級建築士や木造建築士でも可能ですが、個人事務所を開いて、という事を考えると一級建築士が事務所を開いているケースの方が格段に多いので、一級建築士に依頼したら、という事で話を勧めていきます。
さて、この一億円のうち一級建築士が得る報酬は最大で3%程度。300万円程度なのです。この内訳はデザイン料が最大1.5%程度、工事監理費が最大1.5%、合計最大3%、となります。このように書くと、一級建築士はものすごく儲かりません。しかも、一億円の家の依頼なんて滅多にありませんし、一億円規模の家の設計となるとかなりの時間がかかります。このあたりが一級建築士はとっても食えない、といわれる理由でもあるのですが。
一億円のうちの約300万円が一級建築士の取り分。そして残りの9,700万円は家を建てるための建材や大工さんなどのその他の費用となります。正確にいうと、予算を何にどのくらい割り当てるのかという事は事務所の方針などによって変わります。
一級建築士の事務所に依頼しても、ハウスメーカーに依頼しても建築士の報酬となる金額やパーセンテージはほとんどかわりません。しかし、ハウスメーカーに依頼する方が安くなる、という現象が起こってしまうのは家の建築にかかる費用はデザイン料だけではないからです。つまり前述のように、建築士にかかる値段300万円の残り9,700万円がどのように使われるのか、という事に違いが出てくるからです。