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二級建築士資格は、一級建築士資格に比べ門戸が広く、国家資格の中でも難易度はさほど高いものではありません。二級建築士資格の合格率は平均25%程度と、一概に簡単な資格という事はできませんが、4人に1人の合格率ですから可能性がぐっと高くなります。平成14年~平成18年の合格率をみてみると平成14年23.2%、平成15年26.5%、平成16年27.6%、平成18年25.4%となっており、一級建築士資格に比べ合格率は2倍以上ですので、建築に携わる職業を目指している人は一度チャレンジしてみて欲しい資格です。
二級建築士の場合は、その受験資格も
1)大学(短期大学・旧制大学を含む)もしくは、高等専門学校または旧専門学校令による専門学校において、正規の建築に関する課程を修めて卒業した者
2)大学(短期大学・旧制大学を含む)もしくは、高等専門学校または旧専門学校令による専門学校において正規の土木に関する課程を収めて卒業した後、建築に関して1年以上の実務経験を有する者
3)高等学校もしくは、中等教育学校または旧中等学校令による中等学校において正規の建築または土木に関する課程を修め、建築に関して3年以上の実務経験を有する者
4)建築に関して7年以上の実務経験を有する者
5)その他都道府県知事が特に認める者
となっており、建築に携わる人ならば誰でも二級建築士試験を受ける事ができる、という事ができます。
二級建築士試験がこのように、開かれたものになっている理由は一級建築士試験と密接な関係があるのではないでしょうか。
例えば一級建築士試験を受けたいけれど、大学を中途退学してしまった、あるいは建築とは全く関係のない大学を卒業したから受験資格がない、という人は少なくありません。実際に、今前線で活躍している一級建築士の中にもそのような人は多いです。そして、そのような人が一級建築士試験に臨む手段として、二級建築士試験を取得後、4年以上の実務経験を経て、受験資格を得るという事は少なくありません。
また、一級建築士試験は受験資格だけではなくその難易度の高さからも、簡単には取得する事ができない資格となっています。しかし、二級建築士試験ならばある程度の勉強とある程度の経験を積めば、さほど難しくはない資格といえます。例えば、建築に携わる仕事に就いたけれど、建築に関する資格が何もない。けれど、一級建築士試験を受ける準備をするほど時間もない。そのような人が二級建築士試験に望み、資格取得に成功すれば、仕事の上ではとても強い武器になります。
二級建築士資格は、規模の制限はあるにせよ建築物の設計または工事監理をする事が可能です。また、二級建築士として看板を掲げて事務所を開く事も可能です。
二級建築士資格は、このような事から一級建築士試験を目指す人の救済策であり、建築に携わる人の武器にもなる素晴らしい資格ではないでしょうか。